후리가나로 읽는 일본 고전
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こじきものがたり
古事記物語
鈴木 三重吉
鈴木 三重吉의 古事記物語(こじきものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 96,723자 · 191화면
大山津見神はたいそう喜んで、すぐにその咲耶媛に、姉の石長媛をつき添いにつけて、いろいろのお祝いの品をどっさり持たせてさしあげました。
命は非常にお喜びになって、すぐ咲耶媛とご婚礼をなさいました。しかし姉の石長媛は、それはそれはひどい顔をした、みにくい女でしたので、同じ御殿でいっしょにおくらしになるのがおいやだものですから、そのまますぐに、父の神の方へお送りかえしになりました。
大山津見は恥じ入って、使いをもってこう申しあげました。
「私が木色咲耶媛に、わざわざ石長媛をつき添いにつけましたわけは、あなたが咲耶媛をお嫁になすって、その名のとおり、花が咲き誇るように、いつまでもお栄えになりますばかりでなく、石長媛を同じ御殿にお使いになりませば、あの子の名まえについておりますとおり、岩が雨に打たれ風にさらされても、ちっとも変わらずにがっしりしているのと同じように、あなたのおからだもいつまでもお変わりなくいらっしゃいますようにと、それをお祈り申してつけ添えたのでございます。それだのに、咲耶媛だけをおとめになつて、石長媛をおかえしになったうえは、あなたも、あなたのご子孫のつぎつぎのご寿命も、ちょうど咲いた花がいくほどもなく散りはてるのと同じで、けっして永くは続きませんよ」