후리가나로 읽는 일본 고전
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こじきものがたり
古事記物語
鈴木 三重吉
鈴木 三重吉의 古事記物語(こじきものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 96,723자 · 191화면
そのうちに速吸門というところまでおいでになりますと、向こうから一人の者が、かめの背なかに乗って、魚をつりながら出て来まして、命のお船を見るなり、両手をあげてしきりに手招きをいたしました。命はその者を呼びよせて、
「おまえは何者か」とお聞きになりますと、
「私はこの地方の神で宇豆彦と申します」とお答えいたしました。
「そちはそのへんの海路を存じているか」とおたずねになりますと、
「よく存じております」と申しました。
「それではおれのお供につくか」とおっしゃいますと、
「かしこまりました。ご奉公申しあげます」とお答え申しましたので、命はすぐにおそばの者に命じて、さおをさし出させてお船へ引きあげておやりになりました。
みんなは、そこから、なお東へ東へとかじを取って、やがて摂津の浪速の海を乗り切って、河内国の、青雲の白肩津という浜へ着きました。
するとそこには、大和の鳥見というところの長髄彦という者が、兵をひきつれて待ちかまえておりました。命は、いざ船からおおりになろうとしますと、かれらが急にどっと矢を射向けて来ましたので、お船の中から盾を取り出して、ひゅうひゅう飛んで来る矢の中をくぐりながらご上陸なさいました。