후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
しょうせつ ほととぎす
小説 不如帰
徳冨 蘆花
徳冨 蘆花의 小説 不如帰(しょうせつ ほととぎす)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 129,742자 · 256화면
あたかも午時に近くして、戦わんとしてまず午餐の令は出でたり。
分隊長を助け、部下の砲員を指揮して手早く右舷速射砲の装填を終わりたる武男は、ややおくれて、士官次室に入れば、同僚皆すでに集まりて、箸下り皿鳴りぬ。短小少尉はまじめになり、甲板士官はしきりに額の汗をぬぐいつつうつむきて食らい、年少の候補生はおりおり他の顔をのぞきつつ、劣らじと皿をかえぬ。たちまち箸をからりと投げて立ちたるは赤シャツ少尉なり。
「諸君、敵を前に控えて悠々と午餐をくう諸君の勇気は――立花宗茂に劣らずというべしだ。お互いにみんなそろって今日の夕飯を食うや否やは疑問だ。諸君、別れに握手でもしようじゃないか」
いうより早く隣席にありし武男が手をば無手と握りて二三度打ちふりぬ。同時に一座は総立ちになりて手を握りつ、握られつ、皿は二個三個からからとテーブルの下に転び落ちたり。左頬にあざある一少尉は少軍医の手をとり、
「わが輩が負傷したら、どうかお手柔らかにやってくれたまえ。その賄賂だよ、これは」
と四五度も打ちふりぬ。からからと笑える一座は、またたちまちまじめになりつ。一人去り、二人去りて、果てはむなしき器皿の狼藉たるを留むるのみ。