일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しょうせつ ほととぎす

小説 不如帰 

徳冨 蘆花

徳冨 蘆花의 小説 不如帰(しょうせつ ほととぎす)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 129,742자 · 256화면

아오조라 문고

七の一

短銃落ちぬ。驚き怒りてつかみかかれる彼を、武男は打ち倒さんと相撲う。かの濶大なる一人も走せ来たりて武男に力を添えんとする時、短銃の音に驚かされしわが兵士ばらばらと走せきたり、武男が手にあまるかの清人を直ちに蹴倒して引っくくりぬ。瞬間の争いに汗になりたる武男が混雑の間より出でける時、倒れし一人をたすけ起こせるかの濶大なる一人はこなたに向かい来たりぬ。

この時街燈の光はまさしく片岡中将の面をば照らし出しつ。

武男は思わず叫びぬ。

「やッ、閣下は!」

「おッきみは!」

片岡中将はその副官といずくかへ行ける帰途を、殊勝にも清人のねらえるなりき。

副官の疵は重かりしが、中将は微傷だも負わざりき。武男は図らずして乃舅を救えるなり。

*

この事いずれよりか伝わりて、浪子に達せし時、幾は限りなくよろこびて、

「ごらん遊ばせ。どうしても御縁が尽きぬのでございますよ。精出して御養生遊ばせ。ねエ、精出して養生いたしましょうねエ」

浪子はさびしく打ちほほえみぬ。

七の一

戦争のうちに、年は暮れ、かつ明けて、明治二十八年となりぬ。

一月より二月にかけて威海衛落ち、北洋艦隊亡び、三月末には南の方澎湖列島すでにわが有に帰し、北の方にはわが大軍潮のごとく進みて、遼河以東に隻騎の敵を見ず。