일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんぺんちゅうしんぐら

新編忠臣蔵

吉川 英治

吉川 英治의 新編忠臣蔵(しんぺんちゅうしんぐら)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 337,181자 · 676화면

아오조라 문고

もう家中の人々からも遠い記憶になっている旧同藩の人々で、今度の変事を聞いて訪れて来るのがこれで五人目であった。亡君の徳というものが、沁々と思い直されて来て、内蔵助はうれしかった。

『すっかり支度をして来たのでござります。妻にも子にも思い残すことのないように。――お役には立つまいと存じまするが、浪人こそいたせ、旧家の御恩は、夢寐にも忘れては居りませぬ。この体を、何とぞおつかい願いたいのでござる。参る途中にも、鷹取、帆立の国境の峠には、諸藩の兵が、もう二三千は固めておりました。御領内の馬匹や武具が、敵のほうへ持ち行かれるのをなぜ早速にお取締りにならぬのかと不審に思われるのでござった。何うあろうと、赤穂の者は籠城の一途に出るであろうとは、道路の風評でもあり、諸国一統の見定めでもござりまする。古鎧に錆槍一筋持って駈けつけ参りました、微衷をおくみとり下さって、籠城の一員にお加えねがいとうござる。烏滸ながら一死を以て、亡君の御恩にお応え申したいので……』

咄々と云うことばの底には、何か、人間の真を打つものがこもっている。内蔵助はこんな場合、どうも出来ない脆いものを持っていた。