후리가나로 읽는 일본 고전
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しんぺんちゅうしんぐら
新編忠臣蔵
吉川 英治
吉川 英治의 新編忠臣蔵(しんぺんちゅうしんぐら)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 337,181자 · 676화면
この一回の柳沢家の遊楽行に消費される人力、物資、黄金の額は、庶民の頭では、およそ位にも計算はできない。
また、生母桂昌院の迷信費も莫大だ。彼女の護国寺詣りには、日傘行列と、蒔絵のおかごが江戸を縫い、警固の人馬と、迎賓の山門は、すべて人力ずくめ、金ずくめである。しかも、くぐる山門、昇る伽藍堂塔の附属も、みな彼女の寄進で、造られたものである、山門工事にたずさわった幾人かの奉行や棟梁は、工事中、わずかな落度で遠島に処された。
護持院隆光という精力的な妖僧は、彼女の眼に、生き仏に見えた。隆光をめぐる幕府の大官や俗吏のあいだに、政治がささやかれ出した時、世代の民衆の不幸悲惨な生活は、宿命づけられたといっていい。大奥政治なるものが行われ出した。一女人の口をもって、将軍綱吉をうなずかせることは、どんな閣老や若年寄がやるよりも易しかった。この間に、柳沢吉保という天下一の出頭人も、勢力をひろげ出した。が、もう幕府の所有金塊はほとんど消費しきっていた。しかし、吉保を初め、かれらの閥は決して行きづまらなかった。
――貨幣の改鋳。旧貨幣の引きあげ、新貨幣の発行。
この手で、幕府は、無い数字の数を殖やした。