일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんぺんちゅうしんぐら

新編忠臣蔵

吉川 英治

吉川 英治의 新編忠臣蔵(しんぺんちゅうしんぐら)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 337,181자 · 676화면

아오조라 문고

菜の花が黒くなって、田も山も渥美平野も、こうしている間に、すっかり青くなった。この三州横須賀村へ着いた三月中旬からおよそ二ヵ月。ここでは、暦のほかは何の変化も見られない。

ただ、江戸表の事変当時、華蔵寺に居られた主人上野介の奥方富子の方が、此地を即刻に立ったことと、領主の危難に激昂した村民が一時動揺してその抑えに手を焼いた位なものであるが、それとて、浅野家の処分がわかると自ら鎮まってしまった。一学はもう江戸表へ帰っていい筈の体なのであるし、自身も、帰心に駆られているが、吉良家とは一心同体の関係にある、米沢の上杉弾正大弼の江戸家老千坂兵部から書面があって、それに、

――近習番木村丈八事、やがて其地に立寄り申す可に付、領内にて相待ち、同道にて帰府のほう都合宜しかる可――という指令なのであった。

同役の木村丈八が、いったい何の用事で、何処へ向って、何日頃ここへ立ち寄るのか、一学にはとんと見当がついていない。――然し、それまで領土にとどまって居れという千坂兵部の意嚮はほぼ推察がつかないでもない。あの経世的な緻密の頭が、事変の推移をどう眺めているか、大なり小なり、その反動が襲って来るに違いない事は、一学にも当然に考えられるからだ。