일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんぺんちゅうしんぐら

新編忠臣蔵

吉川 英治

吉川 英治의 新編忠臣蔵(しんぺんちゅうしんぐら)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 337,181자 · 676화면

아오조라 문고

よけいな心配だ』

『然し――潮田氏と私とで、今宵、手に入れた書付によれば、亡君の御一周忌の法要に赤穂へ参られた大石殿のうしろには、十八尺とか申す男が、尾け狙っているらしいのです。――で、これから又之丞殿と二人して、大石殿のお旅先へ、警固のため、お迎えに行こうと、途々相談して来た処ですが』

『行かんでもよい』

膠なく云って、後を、口の裡で、

『――そんな不覚な大石殿か』

と、呟いた。

同時に、十内は立っている。これから、寺井玄渓の家へ、碁の約束があるから出かけると云うのだ。妻女が、出口へ草履をそろえた。それへ十内が足を乗せて格子戸へ手をかけると、軒下に人影が見え、

『小野寺様』

と、訪れた者がある。

『おう、主税殿か』

何か急用でも起ったのか、山科から来た内蔵助の子息の主税だった。一通の飛脚状を持って、父が旅先であるから父に代って開封していただいたらよかろうと、母のお陸に吩咐けられて使に来たのですと云う。

『どれ……』

と、十内は書面を受け取って、

『おお、萱野三平父、七郎左衛門とある。はてな?』

小首をかしげながら、

『幸右衛門、行燈を――』

と、奥へ云った。

淀川往来