일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんぺんちゅうしんぐら

新編忠臣蔵

吉川 英治

吉川 英治의 新編忠臣蔵(しんぺんちゅうしんぐら)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 337,181자 · 676화면

아오조라 문고

『お陸っ――』

と、掌を鳴らした。

『はい』

と、その返事が遠く聞え、やがて、妻のすがたが、小走りに来て、手をつかえた。

『オ。……お眼ざめになりましたか』

『何をして居るか』

『つい、勝手元の用事に紛れて……。お宥しくださいませ』

『台所が手不足なれば、いくらでも、下婢下男を雇えと申してあるのに、はて……貧乏癖の抜けぬ奴じゃ。……水を持って来い』

『はい』

遊里から戻って来ると、その後は、必ず不機嫌で怒り易いこの頃の良人であった。

お陸が、腫れ物へさわるように注いで出す水を、一息に飲み干して、

『あの気合は、主税と吉千代だの』

『左様でございまする』

『――あの声で眼が醒めたのじゃ。うるさい奴、父が、くだらぬ励みは成らんと申したと云って、止めさせて来い』

『…………』

『何を恨めしそうに、わしの顔を見ているか』

『お言葉ではございますが、吉千代も、あのように木剣を持つようになり、主税も兄らしゅう、暇を見ては、指南してやっておりまする。……褒めておやり遊ばしてよいのに、くだらぬ励みは成らんなどと、どうして、親の口から申されましょう』

『お陸』

と、鋭く云って、内蔵助は膝をあらためた。