일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんぺんちゅうしんぐら

新編忠臣蔵

吉川 英治

吉川 英治의 新編忠臣蔵(しんぺんちゅうしんぐら)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 337,181자 · 676화면

아오조라 문고

縁のずっと下に、小間使の姿が、

『お支度がととのいました』

『ム……』

と頷いて、伝八郎は庭へ降りた。何か小さな神社が祀ってある。そこにひざまずいて拍手を打ち、朝礼を行う事は、彼の日課であった。次には、仏間に入って、先祖への朝の挨拶を営む。――やがて食卓につくと、間もなく登城の日は、役服を着け、家を出る前に書院へ一応坐って、心を整える。

『――旦那様、ただ今、お召服更えあそばしている間に、見馴れぬ浪人ていの者が、かような品を置いて、呉々も、よろしくお伝えをと申して立ち帰りましたが』

登城の駕籠には、いつも供につく小侍が、菓子折のような物をそれへ出して云った。こういう音物に対しては、中味が何であろうと、極めて潔白な伝八郎は、すぐ眉をひそめて、

『何じゃ、何者がかような品を』

『姓名を訊ねましたところ、尾張浪人、吉岡勝兵衛とのみ申され、書面を添えてある故、ただお取次を――とだけ云って』

『なぜ受取るのじゃ。常々、音物や手土産など、一切わしがよいと云わぬものは取次いでならぬと申しつけてあるではないか』

『はっ……』

『はっ、ではない。すぐ、その男を追って行って、かような品、受取るすじはないと云って突っ返せ』