일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんぺんちゅうしんぐら

新編忠臣蔵

吉川 英治

吉川 英治의 新編忠臣蔵(しんぺんちゅうしんぐら)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 337,181자 · 676화면

아오조라 문고

だが、三太刀とはもう働けなかった。喬木のような二本の腕が、むずと背後から抱きついて居た。

『誰だっ、放せっ、放してくれい』

『お場所がらを。――お場所をわきまえぬか、内匠頭どの、御乱心召されたか』

『梶川か、武士の情じゃ、放せっ』

『なりませぬ! お鎮まりなされっ』

『ええっ、仕損じる。仕損じたわッ。――ざ、残念じゃ、内匠頭、乱心はいたさぬ、それがしも、五万三千石の城主、乱心はせぬっ』

『殿中でござるぞっ!』

佐倉の城主戸田侯が、ふた声ほど呶鳴ったが、内匠頭の耳には通らない。もがきながら、大力の与三兵衛を、ずるッ、ずるっと、三、四尺ほど引き摺り歩いた。

『御無態なっ』

と、与三兵衛は、内匠頭の腕と血刀を、折り曲げるように捻じ伏せた。だが、その時はもう内匠頭のあたまは、一瞬の燃焼から水のようなものに回っていた。

『官衣着用のそれがしを、膝に組み敷かれては、上に不遜でござろう。将軍家に対して、怨みを抱く者ではござらぬ。相手の吉良を、討ち損じた事だけは、遺恨に存ずるが、かくなる上は、もはや女々しい振舞はいたさぬ。お気づかいなく、お放し下さい』

どたどたっと、八方から雪崩れを打って、自分ひとつに集って来る、大廊下の跫響きを耳にしながら、彼は、鉄砲洲にある妻の顔と、遙かな国許の空――赤穂一城に住む多くの家来や家族たちの悲しい表情