일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しんぺんちゅうしんぐら

新編忠臣蔵

吉川 英治

吉川 英治의 新編忠臣蔵(しんぺんちゅうしんぐら)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 337,181자 · 676화면

아오조라 문고

『あんたかの、茶を習いたいと云うのは』

宗※(「彳+編のつくり」の「戸」に代えて「戸の旧字」、第3水準1-84-34)は、もう老齢だった。

『左様でござります』

と、低く辞儀をしている間に、大高源吾は、この茶宗匠も、この頃多い銅臭の風流人であることを見ていた。

彼は、町人に装っていた。衣服とか、持物とかに、大店の旦那らしい鷹揚さを見せて、言葉だけを低く云った。

『京都の織物問屋で、西陣屋利兵衛と申しますので。はい、実は、さるお大名方へお取立をいただいて、屡御当地へ出てまいりまするので、商用とては、ほんのわずか、逗留中は、とかく体をもて余しまするので、御高名をお慕い申して、御指南を仰ぎたいと……実はかような考えで参りました訳でござりますが』

『では、多少の心得は、あるのじゃな』

『――と申す程ではございませぬが』

『まあ、習ってみなさるがよい』

『何分ともに』

束脩としての包金、上に、金千疋と書いたのをさし出すと、

『行き届いた事で』

と、無造作に受け取った。

(まず――)

と、大高源吾は、ほっと胸を一撫でした心地だった。それからも、訪うたびに、心づけを贈った。何かにつけて、金銀には目もくれないふうを相手の感じに入れて、ぼつぼつと、吉良家の茶会のもようなどを聞き入れた。