일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんぺんちゅうしんぐら

新編忠臣蔵

吉川 英治

吉川 英治의 新編忠臣蔵(しんぺんちゅうしんぐら)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 337,181자 · 676화면

아오조라 문고

すると、その時、

『背後は取らん、一学っ、新手が参るっ』

と、片岡源五右衛門が喚く。

その片岡へ、無言のまま、ひゅっと長刀の薙ぎを伸ばして、源五が、あッと蒐り足を竦めたわずかな隙に、一学は、縁を躍って、ふたたび広庭の雪の中へ出ていた。

『――卑怯っ』

と、誰かが罵ると、一学は汗に燃えている顔に笑いをゆがめ、

『足場を取ったが、何で卑怯かっ。赤穂育ちは小藩ゆえ、小狭い所をお好みかしらぬが、清水一学流は十方無碍、さあ来いっ! 束になって』

『何をっ』

もう誰彼の識別もつかない。簇りかかってゆく烏に似ていた。大地の雪が粉になって、太刀と人影を吹雪に巻く。

一学はその敵の群を、前へ前へと、努めて一列に受けながら、自身を常に自由の位置においていた。――然し、さすがに二、三度雪の上にすべった。そのたびに、彼は人間業とも思われない活機をつかんで刎ね起きた。

いつのまにか、総身は血しおである。髪はふり乱れていた。一箇の人間の魂が、かくも壮絶な、かくも荘厳な――終滅の美を発するものかと、それへかかって行く者も、討って取らんと進み寄る者も、ひとしく、今は敵味方というけじめがない。