일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ばいりせんせいぎょうじょうき

梅里先生行状記

吉川 英治

吉川 英治의 梅里先生行状記(ばいりせんせいぎょうじょうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 209,260자 · 418화면

아오조라 문고

眼も鼻も満足にそろっている顔をたしかに示そうという気らしい。

「見損なっちゃあいけねえぜ、おい。此店のまんじゅうみてえに、白ぶくれに膨れていやがって。那珂川原の勘太郎を知らねえのか、てめえは」

「知っていますよ、だからなおさらおまえに菓子は売れない。しかもわしの家で製る上菓子などは、おまえの口にするものじゃない」

「な、な、なんだと。……白まんじゅうめ、もう一ぺんいってみな」

「金はあるぞ、上菓子をくれ。――それが乞食のおまえさんのいえることばか。菓子などというものは、三食のほかのものだ。三度のご飯をたべる人なみ以上にも働いているおひとに一番たべていただきたいと思っている。菓子舗でも働きがいは欲しいからね」

「なま意気をいうな。商人なら金にさえなれば文句はあるまい。おれも意地だ、何倍にでも買ってやるからこの店で一番の上菓子をつつめ」

「千人の商人のうちには、ひとりぐらいはそんなのもあるだろうが、人間の本性は、そんな呆っ気ないものじゃない。おまえにもその性根はあるだろう。人なみに上菓子が喰べたければ、人なみに働くがいい。人の作った米をむだにたべて、そのお百姓でも口にしない上菓子を喰おうなんて、虫がよ過ぎる、世のなかを小馬鹿にしすぎる。