일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

わたらせがわ

渡良瀬川

大鹿 卓

大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면

아오조라 문고

戦争中の緘口の鬱積を一度にさらけ出した感があったが「この複雑なる腐敗の世の中に、十二通やそこらの質問で事が尽きるわけでない」と冒頭して絶叫した。だが事件が多岐にわたったので鉱毒問題については、たださし迫った永久示談強要の属吏の暴状を訴えたにとどまった。三月、さきに対外硬で連合した六派によって進歩党が結成され、六月、正造はその進歩党遊説員として、鈴木重遠、田口卯吉、高橋秀臣とともに四国に遊説した。この旅行中の正造の収穫は、同行中に鉱毒問題に対する理解を深めえたことである。

七月十九日頃から暴風雨が各地を襲って、水害の報が頻々だった。中国筋から、近幾、中部、北陸、関東、東北と、ほとんど本土の到るところが河川の増水と家屋浸水の被害になやまされたが、殊に岐阜、愛知県下は木曽、長良、揖斐の三川の堤防が決潰して、わずかに飢餓を免れるもの二万五千と報ぜられた。

かくて朝野の耳目は岐阜、愛知の惨害に奪われる感があったが、正造は東京にあって新聞の片隅に「渡良瀬川出水一丈一尺尚増水中」の電文を見出すと、倉皇と鉱毒被害地へむかった。

まず佐野の川田旅館に宿をとって各地の情報をききこみ、出水の引くのを待って、歩ける地方から見て廻った。