후리가나로 읽는 일본 고전
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わたらせがわ
渡良瀬川
大鹿 卓
大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면
だが、幕府から普請料が下付されて、同五年に江戸城修築用瓦として銅板百二十万六千四百枚余を製出するまでに立ち直った。享保三年には火災があって、足尾の家屋千数百戸すべて灰燼に帰した。
こうした幾変遷ののちに元文初年ごろから、ようやく収支が償わなくなって、年一年と経営困難に陥ってきたので通用銭鋳造のことを歎願した。一厘銭の裏に「足」の字があるのがこれだという。
明治元年の三月、幕府銅山の役所が引払いとなった。日光県、のちには栃木県の管理で明治四年に至ったが、同五年にはじめて民間の手に移って、大阪府人野田産蔵の借区となった。ついで七年には長崎県人副田欣一に、十年には福島県人志賀直道に名義が移された。志賀直道は相馬家の旧家臣で、主家のために個人名義を出して表面に立ったのだが、その裏面にまったく別の人物があって足尾の稼行が着手されたのであった。ではその裏面の人物とは誰か。
京都の小野組が瓦解したのは明治七年である。当時小野組は政府の御用金や各府県の為替御用を扱っていて、殖産興業という名目で貸下げられた無利息無抵当無期限の金を広くいろいろの事業に注ぎこんでいた。