일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

わたらせがわ

渡良瀬川

大鹿 卓

大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면

아오조라 문고

ところが政府の方針が一変して、官金預り高に対し相当の担保物件を入れよというにわかの厳達だった。小野組はこの火急に備える余裕がなくて破産したのであるが、同時に相馬家からの預り金も返済できない始末になった。そこで、代償として越後の草倉銅山が小野組から相馬家へ引き渡された。

そもそもこの小野組に鉱山事業を創させたのは、別家格にすすみ東京の支店を支配していた古河市兵衛であった。市兵衛は主家の没落に遭って、拮据経営の事業がもろくも灰滅に帰したのは、根本が他に依存しておったからであることを身を以って痛感した。彼は独立して事をなすべく日夜肝胆をくだいた。その結果まず相馬家に帰した草倉の下受け家業をやることから出発した。これが明治八年のことで、のちに相馬家の旧藩士のうちに、主家が鉱業のような浮沈の多い事業にかかわることに異論をとなえるものがあったので、市兵衛はこの草倉を買受けた。九年には旧高松藩松平家から羽前の幸生銅山を買収し、十年にはさらに相馬家及び渋沢栄一との共同ということで足尾の稼行にのりだした。だが、これも経営の実際は、すべて市兵衛の手中にあった。それ故まもなく相馬家及び渋沢の権利を譲り受けて、名実ともに足尾を一個人の手に掌握した。