후리가나로 읽는 일본 고전
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わたらせがわ
渡良瀬川
大鹿 卓
大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면
だが、たとえ一旦示談したところで、粉鉱採聚器が無効だとわかった以上、さらに方針を改めて請願に同意したとてもいささかも不都合はないと信ずる。庭田はそういって一段と声を励まし、
「今年の大洪水では沿岸一帯が多大の損害を蒙って困難に陥っているのですから、おのずから皆様の考えも一致することと思いまして、それで御相談に罷り出ました」
村長は無論即座にそれに同意した。始終を聴いていた与八は彼等の志といい、自分も今日同時に来合せたことといい、あたかも符節を合せたような次第なので、よろこびを禁じ得なかった。そこで三人の前へすすみ出て名のりを挙げた。
「実は私も極く最近、いささか運動をやりだした者で、いまも同じような意見をここで申し述べておったところです。ついては遠路のところを甚だ恐縮ですが、私の村へも御足労を願えませんでしょうか。他村の貴方がたから御意見を述べていただくことは、また一層かんじも深いと存じます。御迷惑でもぜひ枉げて御願いしとうございます」
与八がほとんど嘆願するばかりにそういうと、庭田は頷いて、
「貴方のことは田中代議士から承っております。ぜひお目にかかって御相談申したいと思っておった矢先ですし、丁度さいわいです。