일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

わたらせがわ

渡良瀬川

大鹿 卓

大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면

아오조라 문고

榎本は一段高いところに設けられた肘掛椅子に着いた。下段の椅子に腰掛けたのは早川秘書官、山内鉱山局長、細井農商務省技師等であった。まず鉱山局長が挨拶を述べて、大臣は多忙中を特に会うことにされたのであるから、なるべく少数の者から要点だけを申上げるようにと注意した。そのとき総代の一人がすっと起立して、

「なるほど人数は五十六人で多いようでありますが、鉱毒の範囲はすこぶる広くて村々で被害の有様も違っております。ぜひとも一人々々に陳情させていただかなければ、被害地の実情を十分に御了解願えないのでございます」

「では、ともかくも前の方から順に申上げてみるがよろしかろう」

鉱山局長は不承々々の顔付でそう答えた。すると大臣が徐ろに口をひらいて、

「きょうは、大勢の人々から聞くかわりに諸君のお話をきくのであるから、腹臓なく十分に述べられるがよい」と却て理解ある言葉を添えた。

まず荒川、関口の二人が概況を述べた後をうけて、一人ずつ起立しては自村の窮状を訴えだした。最初は堅くなって訥々と語りしぶる様子だったものも、自分たちの窮迫を打開するのはこの時とばかり必死になって訴えるためか、彼等をそれぞれ予期しない雄弁家にした。