후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
わたらせがわ
渡良瀬川
大鹿 卓
大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면
総代五十一名、これに群馬県会議員荒川高三郎、大塚源十郎、飯塚春太郎、栃木県会議員関口忠太郎、藤沢友次郎の五名が加わることになった。夕方から京橋の開花亭で鉱毒質問提出者及び賛成者の会合が催されるはずで、正造は植木屋から俥でかけつけた。
五日は十時すこし前に農商務省内に集合して、総代一同が揃ったところで各自の名刺を通じた。この日も京橋署の警官がものものしく警戒に来ていて、一同が玄関を入るとき一々その懐を探った。彼等はむっと顔をしかめたり苦笑したりして、なすがままに検査を堪えなければならなかった。楼上の会議室へ通されて並べられた椅子に五列に着席した。足音や椅子をずらす音がしずまると妙にシンとして、互に言葉を交すのも自ら囁き声になった。外には風が出てきたのか窓の戸がときどき鳴る。椎のような黒木の枝の揺れるのが見える。またその遠景におりおり鴎らしい鳥影が見えて、翼をしなわせて宙に停っていたりする姿が彼等の目には物珍しかった。三十分近く待たされたとき廊下に足音がして、一目でそれとわかる大臣が随員をつれて入ってきた。一同は起立してそれを迎えた。総代のうちにはこれが明治初年に凾館五稜廓に立て籠った勇将かと思いつつ、広額の下の鋭い眼光や左右の頬に一握りずつ生えている異様な髯をまじまじと見守る者もいた。