일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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わたらせがわ

渡良瀬川

大鹿 卓

大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면

아오조라 문고

しかし被害の大なることは認めている。認めているからこそ鋭意その対策を攻究させているので、除害の道がないとなったあかつきには、遂に停止の挙に出るのもまた止むをえない。それは私もすでに覚悟しているところである。しかし今日ここで明言はできない」

それを聞くと、総代たちは、自分等が悲惨な境遇を訴えるという悲壮感に自らに浸っていたことに気がついた。大臣から誠意ある答弁をきかされたような気もしたし、また大臣が先刻自分たちと一緒に泣いてくれた人とは別人になってしまったような気もした。人々が死絶えたようにシーンとなり、壁の時計の刻みのみ聞えていたが、われに返った永島与八が急に頭をもたげて、

「大臣閣下がそういう御意見ならば、せめて除害の方法が完全に行われるまで、鉱業中止の御処分をお願い致します」

すると、榎本もすぐそれに答えて、

「ともかく、前に申したように目下除害方法の攻究中であるのだから、中止処分ということも速答はしかねる。しかし、私がこうして現下の情況をきいた上は、決して等閑には致さない。出来るだけ速かに相当の処分をすることに致します。諸君は政府を信頼されたい。