일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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わたらせがわ

渡良瀬川

大鹿 卓

大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면

아오조라 문고

これまで正造一人の問題として多く傍観的態度だった被害地出身の政党人も、輿論が動きだしてきたので無関心ではいられなくなったのである。その席上、足尾銅山鉱業停止期成同盟会が結成された。

伊藤章一等が「檄して天下の志士仁人に訴う」と題した長文の檄を飛ばしたのも、この前後のことであった。文中に「貧の良民独り其不幸を訴うべき所なくして、悲泣暗咽天地に慟哭し日夜双袖乾くの時なし」の文字があった。協同親和会もまた「檄して天下の志士に告ぐ」なる一文を諸方面へ発送した。「明治の天地に佐倉宗五郎なきや、明治の天下に大塩平八郎なきや、何ぞ挺出して此任に当らざる」と一層悲憤の調子であった。

こうして院外の運動が具体的なひろがりを持ち、一方で輿論に訴えるとともに、一方では政治家や政府当局を鞭する気運になってきたので、正造はさらに院内で必死の努力をつづける決意だった。

三月十五日、正造は去月二十六日に試みた質問に対する政府の答弁をうながした。春雨のしとしとと降る日で、薄暗く煙るような議場には議員の顔も疎らであった。しかし正造は議長の議事報告が終えるとすぐ、金子農商務次官の姿を見すえて発言をもとめた。