일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

わたらせがわ

渡良瀬川

大鹿 卓

大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면

아오조라 문고

やがて門内の誰の胸にも「こうしていても果しがない」という気持が動いてきた。「いっそのこと一団となって警戒を突破しよう」誰の首謀ということもなく互に示し合せた。警官たちが半数ずつ交代で食事に出掛けて手薄になったのを知ると、彼等はこの隙にとばかり、内側から門を押しあけて繰りだそうとした。すると、門外の警官たちは狼狽して人垣をつくって喰い止め、食事中の警官も急を聞いて四方から集ってきた。被害民たちはもう一息というところで、またも門内へ封じこめられてしまった。そこへ栃木県の畠山保安課長が馳けつけて説諭の弁を弄したが「貴方がたは、われわれの為に嘗つてただの一度も、救済の道を講じたことはなかったではないか」と冷笑されて、返す言葉もなく沈黙した。五十村警部長が窮余の一策を案じ出した。すなわち、昨夜来被害民のために炊出しの労をとった土地の有志たちにことを依頼した。そこで大河内五郎兵衛、富岡豊吉、佐藤範次郎の三人が寺内へ入って来て重立った人々に説いた。

「皆様が万難を排して上京なさろうとする意中は察するに余りあり、私どもは深く御同情申します。しかし、警察の方々も、あくまで上京を阻止なさろうとする考えのようでありますから、いきおい衝突を免れない。