후리가나로 읽는 일본 고전
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わたらせがわ
渡良瀬川
大鹿 卓
大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면
大隈に面会することはきょうの予定になかったが、一木が咄嗟に、平常の関係を利用して警官を追い払う策とした。時にとっての気転だった。
次に彼等は内務大臣官邸へでかけた。樺山もやはり一木や稲垣を知っていたし、鉱毒問題についてもすでに数回面会を重ねていたから、この日も難なく面会ができた。「一両日中に何分の解決があるはずだから安心されたい」樺山は危く内容の一端をもらしそうにして口をつぐんだ。彼等はなにか頼母しげなその口吻に力を得て官邸を辞した。
津田たちの組も、荒井たちの組も、それぞれ前日の約束にしたがって他の大臣や調査委員を歴訪した。そうしてそれぞれ情報を持ち寄り、それによってさらに連日運動をつづけた。この間に在京の被害民総代たちもまた各方面に陳情したり、被害地と連絡をとったり、昼夜兼行の活動をつづけた。
二十三日には、大石農商務次官が江木栃木、古荘群馬、小野田茨城の三知事を大臣官邸に呼び集めて、数時間にわたって鉱毒処分について協議をとげたと報ぜられた。その結果が二十七日に至って、鉱業人古河に対する一大鉄槌となって現れた。東京鉱山監督局長南挺三の名で発せられた鉱毒予防命令がそれである。