후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
わたらせがわ
渡良瀬川
大鹿 卓
大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면
言葉はどこまでも慇懃だった。総代たちは一瞬顔を見合せたが、
「いや、それは困ります」と、野口が椅子をきしませて胸を前へ押し出した。「私どもがそうした指図がましいことをして、たとえ一時でも、田中さんに私どもが今回の御処置を承服したように思われることは本意でありません。こちらの御用なら、こちらから電報なりなんなり、適当におやりになるのが当然と存じます」
「いや、そういうことなら……」
大石は語尾を濁し、不機嫌な顔をして立ちあがった。総代たちもにわかにガタガタと椅子を鳴らして腰をあげた。
翌々日、協同親和会を中心とした三十余名が芝浦亭に会合した。もちろん今回の政府の処分について種々突込んだ検討が行われた。谷干城は旅先から、津田その他に書翰を寄せて対策の意見を申しのべて来た。その会合の結果として六月一日の早朝、津田、松村、楢井、一木、中島、荒井、高橋などが早稲田の大隈邸を訪れた。彼等は大きな応接間に通されて、思い思いに椅子に掛けたり、窓際から広々とした庭園を眺めたりしていた。窓近くを覆い茂った新樹は顔が染るばかりで、生成のよろこびに息づいているながめだった。