일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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わたらせがわ

渡良瀬川

大鹿 卓

大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면

아오조라 문고

と報じてきたし、午後一時五十四分には杉戸から「一同進行ス」と打電してきた。一同が街道を南へ南へと押し進んで来る様子が、ようやく目に見えるようであった。その間に電話の鈴がしきりに鳴って、警戒防止のため憲兵や警官が多勢派出されるとの情報も入り、事態の容易ならぬことが刻々に明かになった。

正造はもはやじっとしていられなかった。俥を飛ばしてまず内務省へ乗りつけ、有無をいわさず警保局長に面会した。

「彼等はただ請願の目的で出京するので、決して騒擾にわたるものでない。それは昨年の春の時でも明かだ。それ故、無闇と進行を妨害せぬようにしていただきたい。さもないと、いくら穏しい彼等でも気が立っている際であるし、どんなきっかけで、無益な衝突を引き起さぬともかぎらない」と事情を訴えて了解を求めた。局長以下も正造の至誠にうたれて、これに同意し「内務省への入電では人数は千人ということです」と洩らした。次に農商務省を訪れて次官と秘書官に面会し、被害民が激昂するに至った根本がどこにあるかを警告した。

そうした奔走ですでに夜陰になったが、正造は帰途さらに尾崎文部大臣を官邸に訪ねて、数刻ののち信濃屋へもどった。