일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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わたらせがわ

渡良瀬川

大鹿 卓

大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면

아오조라 문고

而して内閣を代表して演説した後藤大臣も今や去ってその席にいない。内閣は自らこの重大問題を放棄した傾きがある。敵のいないのに矢は放てない。もはや弁を費して討論する必要がなくなったが故に、私は弁論の権利を放棄する」

まさに吏党の発言にとどめを刺したのであった。ただちに採決に入った。その結果は「私設鉄道買収法案否決さる」の新聞号外となって、鈴の音が町々をとんだ。

院内では文部省所管の議事に移り、つづいて農商務省の所管に入ったが、そのときはすでに定刻の五時も過ぎて、「今日の議事おわり」と叫ぶ声さえきこえた。

だが、正造にとってはいよいよ緊張を要するときである。農商務大臣陸奥宗光が、痩せた体にぴったりと食いこんでいるような洋服姿で壇上へすすんだ。

「事業費を減殺せんとするのは、とりもなおさず予定の事業を短縮するもので、国家の利源を妨げ国庫の収入を減ずるというよりは、むしろ国民全体の利益を減殺するものであります。民力休養の主義をもってこの減殺をなさるるならば、おそらくその目的に背馳するでありましょう……」

陸奥は烱々とひかる眼光を左右の議席へそそぎかえつつさすがに貫禄を示して鋭く説きすすめた。