일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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わたらせがわ

渡良瀬川

大鹿 卓

大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면

아오조라 문고

呉々ありがたく奉存候。

其御許御病気に候わば、藤岡古河より医師を呼ぶとも、なるべく海老瀬村、下宮、山口等に、又底谷等に出入いたされて、余りに広くは歩行いたさぬ方よろしく候。尤も間田と山口とには、なるべく毎日にもめぐりて、そろそろと東京婦人方の事やら、村内の難有人々の事やら、話しきかせ可申。村中は平和に仲よく、ねたみそしりなくして一致いたして、権利の尊きこと時間の尊きことを話し、只管に天に祈り候ように自分も心がけて、人にも教え可申候事。

正造目下身体よろしく候えば御安心なさるべく候。只必用の人々多く参り、朝より夕まで取込にて候。夫れ故に脳は悪くなり候。乍去さしたることにもあらず候。

右黒田殿帰村に付一寸申遣し候事」

正造の直訴が世人に痛切な衝撃を与えた結果として、例の鉱毒地救済婦人会の運動も予期以上の反響を呼んだ。連日のように開かれる演説会は、その度ごとに堂に溢れる群衆を集め得た。さらにまたこの婦人会の運動から、一つの新しい運動が産れた。東京帝大をはじめ都下三十余校の学生が年末の休暇を利用して、大挙して鉱毒地の視察に赴いたことと、その結果彼等がその見聞を提げて路傍演説によって行人に訴えたことである。