후리가나로 읽는 일본 고전
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わたらせがわ
渡良瀬川
大鹿 卓
大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면
「おおきにお世話だ」それがガーンと天井に反響する下で、正造はさらにつづけた。「こっちは租税の負担をしております。古河より先に住みて租税の負担をしておる人民が、今日その土地にいることができず、祖先来の田畑を耕すことができないという事実と比較できるものでない。とにかく憲法があり法律があるのだから、それによって執行できないというはずがない。このくらいのことは誰がやってもできるのに、それができないならば、素より農商務大臣はその責任を尽さざるものである。責を尽すことのできぬものは速かにその職を辞さなければなりません。しかしながら今日は議論ではない、質問の場合でございます。いかなる答弁があるか、明答あらんことを希望するのであります」
大臣の曠職に対して手痛く釘をさして言葉を結ぶと、正造は拍手の裡に席にかえって、懐の手拭をとりだして顔の汗を拭った。
しかしそれほど熱誠をこめ条理を尽して答弁を要求したにもかかわらず、その後何日たっても政府の回答はえられなかった。この間に議会では前期以来もち越しの鉄道公債法案と買収法案に対して質問と討論三日間に亘りついで版権法案に移ろうとして場内は大混乱に陥って退場を命ぜられるもの六名。