일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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わたらせがわ

渡良瀬川

大鹿 卓

大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면

아오조라 문고

正造もまた騒擾の中にあって叱※(「口+它」、第3水準1-14-88)怒号し田中鎮台の名を轟かしたが、もとよりそれは本意ではなかった。六月七日、正造はたまりかねて答弁督促の演説をして「答弁もなさず、答弁をしないという理由も明示しなければ政府は法律の罪人である。罪人でもその行の上に於て非行不正を改めれば、徳義上まだしも恕すべきである。しかるにこれを放っておいて答弁もしないとあっては、国家の安寧を保つことができるものでない。ことさら議会に波瀾を起さしめるのは政府である」と鋭く追求した。

すると十一日になって、漸く農商務大臣河野敏鎌の名で答弁書が議長の手へ廻った。正造はそれを一読して憤懣やるかたなかった。それは曖昧模糊としているのみでなく、徒らに鉱業条例にさし障ることを避けるに勉めて故意に事実を顛倒している。国務大臣の責任を負う答弁というには、余りにも冷淡きわまるものであった。正造は早速にその夜から徹夜して反駁の質問書を書きあげると、十三日にこれを提出した。議会も会期の延長がないとすれば十四日が最終日である。またもうやむやに葬り去られるかと思うと、憤りと焦躁に胸の裡が煮えかえった。