일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ゆきぐにのはる

雪国の春

柳田 国男

柳田 国男의 雪国の春(ゆきぐにのはる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 136,000자 · 266화면

아오조라 문고

単に精細を粧うためならば、このようにまでするには及ばなかった。それから最上川を伝うて清川からあい川の津、大体に今の陸羽南線と同じ路を玉造に越えて、平泉へは向かったことになっている。こうした長々しい駅路の情景を語って興味を催しえたのは、もちろんその路筋を利用した人々でなければならぬ。また聞く人がよく知っているゆえに、滅多な事も言えなかったのである。それが同じ題目を語った舞の本などを見ると早くも受売の大間違いをして、姉羽の松、亀割阪などと、麗々と二度まで路順を顛倒している。実際羽黒の山伏が開いたかどうかは知らず、少なくともこれが足利時代以後の、奥州人の京街道であった。冬分などは東海道を通ったかとも思うが、日本海側の方が遥かに距離も近く、その上に便船しだい、海路を利用することも容易であった。それを十分に実験した者が作者であったとすれば、京に住んでかりそめにこの方面に旅をしたというだけの、因縁ではなかったはずである。

第二の特色は山伏の詳しいことである。弁慶は熊野に生まれたというのみで、もと法師であって修験道には携わらなかったのに、かつて西塔に住んであらまし人の話を聞いたと称してその実は非常な通であった。