일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ゆきぐにのはる

雪国の春

柳田 国男

柳田 国男의 雪国の春(ゆきぐにのはる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 136,000자 · 266화면

아오조라 문고

熊野の神人はもと三家、いわゆる宇井・榎本・鈴木の中で、宇井は早く衰え榎本はもう神と別れたが、鈴木の一姓のみは結合の力強く、三河その他の二、三の地方においても著しい繁栄をした。ことに東北においては、久しくその伝統を保持していた。それが『義経記』の成長には、隠れた関係を持っていたらしいのである。

だから第三の特色として、亀井兄弟の武勇が、極度に花やかに描かれてあるのである。亀井六郎の義経に随従したことは、『平家物語』には見えておらぬ。高館落城の時に年わずかに二十三、すなわちずっと晩年の奉公人であった。彼の兄なる鈴木三郎は、衣川合戦の前日に尋ねて来たことになっている。今さら武運の傾いた大将に仕えるにも及ぶまいという忠言をしりぞけて、義のために一命を棄てた、けなげな討死の標本ともいうべきものであった。鎌倉殿より給わった甲州の所領をなげうって、単身で下ってきたといっているが、なお故都なる紀州の藤代に、幼弱の一子を残してきたとあるのは、われわれの注意を要する点である。藤代は和歌山の方に近く、有名な熊野王子の一つであったというのみで、熊野信仰の中心からはだいぶん離れた土地であった。