후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ゆきぐにのはる
雪国の春
柳田 国男
柳田 国男의 雪国の春(ゆきぐにのはる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 136,000자 · 266화면
すれば、別に隠れた理由が何かあったはずである。
ところが一方には足利時代の下半期、すなわち『義経記』の京都辺まで盛んに行われていた時代に、これとは独立して別に右の常陸坊海尊が、まだ生きているという風説が諸国にあった。ことに東北では近いころまで、海尊仙人を固く信ずる者があって、今日でもそれはそのはずだという人がないともいわれぬが、実はこの噂が一箇処一口ではないために、かえって始末が悪いのであった。たとえば『本朝故事因縁集』には、海尊富士に入って岩の上に飴のごとき物あるを見付け、これを食ってから不死になった。近代は信濃の山奥で、その姿を見た者があったとあって、その近代とは江戸の初めである。今から百五、六十年前にも、能登と加賀越後にまた別口の話があった。それよりもさらに有名なのは会津城下の実相寺、第二十三世の桃林契悟禅師、その号を残夢または秋風道人という者はすなわち海尊だということが、すでに林羅山の『神社考』などにも見えている。しかもこの人なりとすれば、非常な長命であったが天正四年の三月に、めでたく大往生をとげているので、それではえらく都合の悪いことには仙台以北の海尊仙人のごときは、その後また五十年もしてからようやく出現しているのである。