후리가나로 읽는 일본 고전
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ゆきぐにのはる
雪国の春
柳田 国男
柳田 国男의 雪国の春(ゆきぐにのはる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 136,000자 · 266화면
なるほど京人でなければ知らぬ話も多いが、同時にまた公卿衆などなら知るまいと、認めてよい部分も少なからず、しかもどうしてそんな事を琵琶の曲にかけるにいたったかの説明は、かえって後者にあってのみ可能である。
合戦の物語の古戦場から起こるは自然である。戦の跡には人怖れて近づかず、五十年も百年も荒れていて、心を動かすべき光景であったろう。したがって亡霊を信ずる人々には、数々の不思議が現われずにはいなかったと思う。それを問い弔う人の志に、話を知りたがる好奇心も加わって何かと言えば村にいる巫女術者が、その昔を説く機会は多かったはずである。沖縄などでは北山の城蹟は、今もって悲しい荒墟でありが、国頭全郡の旧姓にしてユタの言に聞き、北山王をもって一旦忘れたるその家の遠祖と信じ、年々きたって香火をささげる者が、すでに数万人におよんでいる。支那でも南宋の朝廷覆没して後に、陶真と称して琵琶を弾ずる盲人の、旧史を説く者が多く出たといっている。瀬戸内海ことに壇の浦の周囲なども、恐らくはまた平家座頭の発祥の地であったろうと思う。
盲人はことに目に見えぬものの音響を伝えるに、適していたのではなかったか。