일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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くろふねぜんご

黒船前後・志士と経済他十六篇

服部 之総

服部 之総의 黒船前後・志士と経済他十六篇(くろふねぜんご)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 121,901자 · 247화면

아오조라 문고

十二月六日サンフランシスコに安着。大々的歓迎ののち横断鉄道の客となるが、大雪のためサルトレーキに途中下車して十余日滞在する。

そのサルトレーキから、伊藤が東京留守政府の井上大蔵大輔、山県兵部大輔の両名あてに発送した手紙は、日本暦で明治五年正月十日頃にあたるが、おりしも――一八七一年十二月十五日からスイスで開かれているアラバマ号問題仲裁裁判が大暗礁にのりあげて、この問題にかんする最大の英米危機が到来していた。

その伊藤の書簡(『伝記』上巻六三二頁以下)に、つぎのように書かれている。

「太平鉄路積雪の為に、既に十有余日山中なる塩湖と云へる市府に淹留、空しく曠日未だ華盛頓府に達する能はず……現今英米両国の間に起りたる“アラバマ”一条頗る困難の事情に至り、或は争端を起すも不可測との新聞を屡々検せり。欧州よりの新聞にて明瞭なるべし。

朝鮮一条(一八七一年米国艦隊の江華島事件)の関係を竊に探索するに、此国(アメリカ)の政府敢て再び之を討伐するの論なし。……唐太島の事に付魯国との関係を速に処分し、両国の境界を判然各国に知らしむる事、実に今日の急務と臆想せり。……此際若し英米両国争端を開くの形勢に至れば、魯国固より傍観坐視するの理なかるべし。