후리가나로 읽는 일본 고전
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くろふねぜんご
黒船前後・志士と経済他十六篇
服部 之総
服部 之総의 黒船前後・志士と経済他十六篇(くろふねぜんご)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 121,901자 · 247화면
河内介その人も本来但馬の医師の次男坊で、中川家諸大夫田中氏の養子となったものである。万延以来、鹿児島の町人で郷士是枝柳右衛門を通じて薩州その他九州の尊攘派と連絡がついているので、中山忠愛卿の教旨を持たせて清河らを肥後に送った。肥後の同志は直接ブルジョア的地盤を欠いている点に特色があったが、それだけ極端な尊攘派で、国学者や神主やを中心に、軽格士族が多く組織されていた。ところで肥後に会同した清河その他に、薩藩左派の抬頭を報じてやがて薩藩極左派と連絡できる素因をつくったのは長州竹崎の商人白石廉作である。薩藩は文久元年十月来公武合体派たる誠忠組の天下となって、応じて極左尊攘派も進出して、その領袖は藩校の国学教師有馬新七、無数の糸で町人身分と連がる外城郷士達が組織されていた。
寺田屋事変前後彼らはすべて脱藩してその限りで「浪士」であった。だが全体としての寺田屋派を仔細に見れば、烈々たる士たり農たる諸要素はいわば鉄片であって、どこかブルジョア的導線につながる一脈の黄色い火薬がこれと点綴していることが伺われる。この導線こそ維新変革史を通じて一貫した「左派」の特質であった。