후리가나로 읽는 일본 고전
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くろふねぜんご
黒船前後・志士と経済他十六篇
服部 之総
服部 之総의 黒船前後・志士と経済他十六篇(くろふねぜんご)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 121,901자 · 247화면
大碁盤縞の都市計画は、後年佐賀の乱の叛将となってきょう首された島義勇が京都にならって墨をひいたといわれるものだが、札幌に住む人で京都を思いうかべる人がどこにあろうか。
これに反して黒田開拓使長官のタクト棒がアメリカ製であったことは、いたるところに思いもかけぬ形で記念されている。あの京都式の都市計画すら、一般にはアメリカ式と思われているほど、札幌の街には、古典アメリカの表情がところどころにのこされている。「アカシヤの街、詩の都、大札幌の風光」と、駅前で買った絵ハガキ集の表紙に謳われているが、そのアカシヤも、ポプラも、旧一中の堤に葉裏を白くひるがえしていた銀ドロも、アメリカから輸入したものだ。この絵ハガキの道庁の写真には「赤煉瓦古風床しき」と書いてあるのだが、いつ建ったものか聞きもらした。だがこの赤煉瓦の先代の建物である開拓使本庁舎は、ドームのてっぺんたかく青地にまっかな星一つある開拓使旗をひるがえして、絵になってのこっている。そのおもかげをいくらかでもいまにつたえているのが、歴研支部講演会場にあてられた北大農学部新館講堂の隣にある、札幌農学校いらいの古くエキゾチックな校舎などであろうかと、あとで私は思いあわせたことである。