일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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くろふねぜんご

黒船前後・志士と経済他十六篇

服部 之総

服部 之総의 黒船前後・志士と経済他十六篇(くろふねぜんご)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 121,901자 · 247화면

아오조라 문고

維新政府が大きく分裂した明治七年から士族屯田兵制度を布いたのは、七年前「官軍」の主力となった西部諸藩から新たな内乱が起るのに備える一石二鳥の妙策であった。けれども西南戦争までに、わずかにコトニ、ヤマハナ、ハツサップに四百戸たらずを移したに過ぎないから、成功した妙策とは評しがたい。

ところが西南戦争後、土地と民権のための自由民権闘争のほうはいたる大波が明治政府を根底からゆさぶった革命期にあたって、士族屯田兵は急速に進行している。明治十一年八雲を拓いた旧名古屋藩士、十三年ヨイチ郡大江村を拓いた旧山口藩士、十四年イシカリ郡トウベツ村に入った佐賀藩士、福岡藩士、十六年イワナイ郡前田村を拓いた金沢藩士、以下等々。明治二十年までの屯田実績は、札幌を中心にしていたと見てよいであろう。

同時にそのころから、旭川を目標とする道路計画が鋭意強行されたことを忘れてはならぬ。そしてこの道路開発の重労働がもっぱら「懲役」と当時よばれた囚人労働によって行われたことを忘れてはならぬ。最後にこれらソラチの囚人の大部分が、内地全土の殺人強盗の最凶悪犯と内地全土の自由民権運動の最精鋭政治犯から成っていたことを忘れてはならぬ。