일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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くろふねぜんご

黒船前後・志士と経済他十六篇

服部 之総

服部 之総의 黒船前後・志士と経済他十六篇(くろふねぜんご)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 121,901자 · 247화면

아오조라 문고

明治十八年の屯田兵団長の宣言は、岩倉と同血族の一味徒党の、人民にたいする恐怖と「安全保障」の声明であったと解してまちがいはないであろう。革命自由党を弾圧し去ったのちも、第一国会を迎えて再建自由党土佐派の(吉田首相、林幹事長がその血統をつぐところの)買収に成功したのちも、この恐怖は明治政府に久しくつきまとって離れることがなかったのである。

それにつけても私は思ってみるのであるが、明治十四年の巡幸は「東北御巡幸」と称せられて、河野磐州が指導する東北自由党の全地帯を、各地町村の「豪農巨商」を「御小休所」に指定しながら練ってゆくのであるが、その秘められた目的が終点の北海道にあっただろうという一点は、こんどはじめて気のついたことである。有名な官有物払下事件も、単に黒田長官の薩系スキャンダルとして理解するだけでは、岩倉=永山式北海道開拓方針の全貌を見るじゃまになる。

開拓使はその翌年廃止され、函館、札幌、根室三県がおかれて中央の直轄となったが、十九年三県を廃して北海道庁に統一し、薩系岩村通俊が初代長官となって赴任する。

懲役と屯田兵による旭川方面の開拓は彼の指揮下に進行する。