일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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くろふねぜんご

黒船前後・志士と経済他十六篇

服部 之総

服部 之総의 黒船前後・志士と経済他十六篇(くろふねぜんご)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 121,901자 · 247화면

아오조라 문고

なる、というところまでことが運んだ。

桜田義挙が、そのとたんに、竹崎の国臣、白石のところへ持ちこまれたのである。

来月二十日前後を期して大老を斬ることはもっぱら水戸側がひきうける、薩藩側はその機会に京都に大挙出兵するという最初の江戸案が薩摩で修正されて、薩藩だけでなく筑前藩も協力して京都に出兵させようということになり、国臣に、筑前を動かす役が振られたのである。白石の家が幾度か連絡の場所となり密議の室となって、結局そうきまった。

三月早々薩藩士堀仲右衛門上書にあわせて宮崎司のペンネームで国臣から秘かに筑前藩主の手もとへ差出した建白書の草稿は、国臣の伝記者春山氏によって白石家文書のなかから発見されたものだが、甚深な興味がある。

まず、水戸家志士が井伊を討った上ただちに横浜の焼討をするという密策――これは江戸でできた水薩密約覚書中にある――の後半部すなわち横浜攘夷について、国臣はじめ西国志士は反対意見で、建白書はこの問題から起筆してある。横浜焼討は、大老暗殺が水戸の私怨でないゆえんを天下に表示するためだというが、「実は甚だ愚策にて一己清潔のため天下之大事を招候は必定」