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にっき

日記

宮本 百合子

18 一九三一年(昭和六年)

N3 · 进阶 · 新字新假名 · 12,519 字 · 26 页

青空文庫

二月八日

二月十日

二月十二日

ひとり

ひるすぎ、仕事するつもりだったら、眠くてさむくて、よこんなってしまった。

ひどい、ひどい風。砂をまき上げて風が吹いた。

汽車こんでる。中学生で一杯。

夜食後、フロ、仕事にかかる。

いい心持だ。ひとりはいい心持だ。

今度は自分のヒスのかげんか、三人でくらすの、うるさかった。

二月八日(日曜)

朝「インガ」80枚おわった。

久しぶりで心持のいい徹夜をした。

夜中、まるでさむかった。

朝日が出ると、その朝日は、あったかい。

窓をあけても、さむくない。風がほんのすこしある。窓から見える樺の梢がヒラヒラゆれて、ひょっととまる。生きてる子供みたいだ、快活で。屋根に、雪が少しある。

日にてらされて、いい気持。

二月十日(火曜)

十日までに、『新青年』ソヴェート大学生の男女交際法。

「イワンと〔三字分空白〕」八枚

二月十二日(木曜)

ひる頃「ソヴェートの芝居」一部38枚かいて『改造』へわたした。

夕方から、□□さん来。

一緒に夕飯たべて、から

夜林町へ行った。m待ちかねていた。シクラメンの花をもって行った。つかれたでしょう? つかれやしないよ、その用意して精力たくわえておいたもの。