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とおのものがたり
遠野物語
柳田 国男
「遠野物語」柳田國男、1910(明治43)年6月14日
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 39,063 字 · 79 页
なげくさ
○して、字は〆てとあり。不明
一 うるすやな風はかすみを吹き払て、今こそ女鹿あけてたちねる※(二の字点、1-2-22)
○うるすやなは嬉しやななり。
一 何と女鹿はかくれてもひと村すゝきあけてたつねる※(二の字点、1-2-22)
一 笹のこのはの女鹿子は、何とかくてもおひき出さる
一 女鹿大鹿ふりを見ろ、鹿の心みやこなるもの※(二の字点、1-2-22)
一 奥のみ山の大鹿はことすはじめておどりでき候※(二の字点、1-2-22)
一 女鹿とらてあうがれて心ぢくすくをろ鹿かな※(二の字点、1-2-22)
一 松島の松をそだてゝ見とすれば松にからまるちたのえせもの※(二の字点、1-2-22)
一 松島の松にからまるちたの葉も、えんがなけれやぞろりふぐれる※(二の字点、1-2-22)
一 沖のと中の浜す鳥、ゆらりこがれるそろりたつ物※(二の字点、1-2-22)
なげくさ
一 なげくさを如何御人は御出あつた、出た御人は心ありがたい
一 この代を如何な大工は御指しあた、四つ角て宝遊ばし※(二の字点、1-2-22)
一 この御酒を如何な御酒だと思し召す、おどに聞いしが※(二の字点、1-2-22)菊の酒※(二の字点、1-2-22)