輕鬆讀懂日語經典作品
ja-reading.com
輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。
こどもふどき
こども風土記・母の手毬歌
柳田 国男
線上閱讀柳田 国男《こども風土記・母の手毬歌(こどもふどき)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 142,761 字 · 278 頁
或いは年長者のすることを模倣したのかも知れぬが、その年十五になった者を親玉または大将と呼び、以下順つぎに名と役目とがある。去年の親玉は尊敬せられる実力はなく、これを中老だの隠居だのといっている。指揮と分配とは一切が親玉の権能で、これに楯つく者には制裁があるらしい。七つ八つの家では我儘な児でも、ここへ来ると欣々然として親玉の節度に服している。これをしおらしくもけなげにも感ずるためか、年とった者は少しでも干渉せず、実際にまた一つの修練の機会とも認めていたようである。
この子ども組の最もよく発達しているのは、信州北部から越後へかけてであるが、他にも飛び飛びにこれが見られる土地は多い。古くからあったものの消え残りのようにも考えられるが、それにしてはあまりに他の地方に痕跡がなさ過ぎる。何か基づくところはあったにしても、それがこの程度まで制度化したのには、別に新たな原因が加わっているのではないか。興味の深い問題だと思う。
一つの想像は青年団の影響である。十五は昔から男が一人前になる年であったが、若い衆の資格が追い追いとむつかしくなっても、実際はまだ何年間かの準備期間が必要であった。