Japanische Klassiker mit Furigana
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ようかいはかせ
妖怪博士/青銅の魔人
江戸川 乱歩
Lesen Sie 妖怪博士/青銅の魔人 (ようかいはかせ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 212.920 Zeichen · 421 Bildschirme
」
「エッ、話を? で、信雄は今どこにいるのですか。」
「エヘヘヘ……、それはちょっと申しあげられませんが、わしはその場所もよく知っております。だんなのお心しだいで、いつでもお宅に帰るようにいたしますよ。」
「わしの心しだい? それはどういう意味だね。きみは信雄をどこかへかくしたとでもいうのか。」小泉氏は、はげしい口調で聞きかえしました。
「ヘヘヘ……、そうご立腹になっては、お話もできません。じゃあ、ひとつこれを読んでいただきましょうかね。これをごらんになれば、何もかもわかるのですよ。」怪老人はそんなことを言いながら、ポケットから、何か書いた二枚の紙きれを取りだして、小泉氏にさしだしました。
「あそこに常夜灯がついております。あの下へ行って、ひとつよく読んでみてください。」
小泉氏は、こんなあやしいやつにとりあわず、そのまま立ちさってしまおうかと思いましたが、しさいありげな書きものを見ますと、やっぱりいちおう読んでみないではいられませんでした。
常夜灯の下へ行って、紙きれをかざして見れば、まずその一枚には、見おぼえのある愛児信雄君の手跡で、つぎのようなおそろしい、手紙がしたためてありました。