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Japanische Klassiker mit Furigana

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ようかいはかせ

妖怪博士/青銅の魔人

江戸川 乱歩

Lesen Sie 妖怪博士/青銅の魔人 (ようかいはかせ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 212.920 Zeichen · 421 Bildschirme

Aozora Bunko

こっちも逆の手を使わなくてはだめなんだよ。サァ、ぼくはこの縄ばしごで先におりるから、きみたちはあとからついて来たまえ。そして、いざとなったら、かまわないから、ピストルをぶっぱなしてくれたまえ。」

「三人ぐらいで、だいじょうぶかい。相手はたくさんいるんじゃないのかい。」

「だいじょうぶ、ぼくは敵の秘密はだいたい、さぐってあるんだ。三人でも多すぎるほどだよ。」

明智探偵は小わきにかかえていた小さい新聞紙の包みをとくと、中から黒い絹糸をよって作った、細いけれどもじょうぶな縄ばしごをとりだし、そのはしの、まがった金具を井戸がわにかけ、縄ばしごを井戸の中にたらして、用心しながら、それを一段一段とくだって行きます。

井戸は三メートルほどの深さで、まわりはコケのはえた古い石がけ、底にはコンクリートがしきつめてあります。井戸の古さにくらべて、このコンクリートはごくあたらしいのです。井戸の底をコンクリートでかためるなんて、聞いたこともありません。さきほど明智がいったとおり、地底のすみかへの入口として魔人が何かしかけをしたものでしょう。

井戸の底はおとながふたりはらくに立てるほどの広さです。