Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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にっき

日記

宮本 百合子

Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 51.117 Zeichen · 103 Bildschirme

Aozora Bunko

三月十日

三月十一日

三月十二日

家のことを話したら、つまりここのおやじがよけいなプロシチャージ〔面積〕をとって居る為こわがって居るのだろうということ。それに外国人でよけい金をとってるから。何とかして見ようとの話。

サボイで近藤さんに御飯。二時頃かえりねる。

自分金曜日に椅子でつめた指痛くはないが押すと血が出る。

三月十日 月

先生。

出かけ、髪をきり、床屋の話をきく。麦酒の麹をかってかえった。レモン、今日はコムナールにもない。コムナールの食物のところ空々で空の木箱が置いてある。

この頃道がひどい。出て靴下をよごさぬことは不可能だ。洗いたい。指がわるくて洗えぬ。不自由この上なし。

ウイストレルを見た。Y面白くないと云い、自分もその時満足しなかったが、あとで思い出すと、やはり印象にのこってるものあり。

三月十一日 火

窓から公園を見たら小さい湖のようだった。寺のまわりを歩く。何遍も歩いてへばってしまった。Y本屋へゆき、やっと五時にかえって来て食事。

○この頃魚のカンヅメがいつも夜出る。いろんな魚だがトマト煮だ。どれもこれもトマトにたたき込んである。

三月十二日 水

今日はもうすっかりとけ、モスク※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)は洗濯水に浸ったようだ。