Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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にっき

日記

宮本 百合子

Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 51.117 Zeichen · 103 Bildschirme

Aozora Bunko

十月三十日

○或駅へ止る。ステーションの黄色い木造の前に赤いプラカートが張ってある。

“Провер свою готовность Выполнению. 3й года 5 лет”〔五ヵ年計画三年目の遂行に対する己の覚悟をたしかめよ〕と書いてある。数人の農民が静かに汽車を眺めてる。今日も新しいいくつかのエレバートル、まだこしらえかけで頂上に赤旗の翻ってるのなどを見た。

○昨夜スヴェルドロフスク時間で十二時にノボゥシビリスクへ着いた。となりの車室へ誰か人が訪ねて来て、今ここでは朝の四時だ、と云ってた。ノヴシビリスクで又二時間進んだ。モスク※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)時間と四時間違う。

晴、日がさす。

十月三十日 木

午後一時ニージェニウージンスクへ止る一寸前ひどい音がして自分のわきの窓硝子が破れた。「マーリチク〔子供〕だ!」三人子供が居て、一人が石をひろって投げるところをY見たそうだ。外の一重がひどくわれた。

モスク※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)を出た時、車掌が入って来て、いそいでシェードをおろし、「こうしとかなくっちゃいけない」「何故?」「石を投げる」