Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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にっき

日記

宮本 百合子

Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 51.117 Zeichen · 103 Bildschirme

Aozora Bunko

五月二十八日

五月二十九日

しんからの小説は書けぬ。

五月二十八日 水

ВОКС へ行ってから、散々ひどい埃の中を歩いて第一実験研究所附属小学校を見に行く。今日はもう一年のおしまいの日だという。七歳で入学した子供が一年すまして、来年は一年生になる。主としてその組を見た。短かく時間を区切っていろいろの作業を十分、十五分とやる。決して三十分もつづかず。いろいろに働かし、主としてこの小さい組では訓練と頭脳の多方面な活動性をつけて居る。子供たち、日本字で一人一人名を書いてやったら、よろこんで大さわぎした。二十三四人のうち教師、勤め人の子供は一人ずつ。あとは労働者の子だ。二年、三年、四年と見る。四年では「自然と人間」とのプログラムで、天文をやって居た。教師が説明し、本を皆でよみ、あとからその知識を綜合して画を描き字をかき、一つまとめた手帖をつくる。=つまり知識をはっきり彼等のものとして再現させるのだ。これは非常にオリジナリティリの養成によい。

五月二十九日 木

学校へ又出かけた。そして0年生が幼稚園からお客をするのを見物した。初め、「子供が来たら、どんな順序でやろう? どの唱歌をうたおう?」