Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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にっき

日記

宮本 百合子

Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 51.117 Zeichen · 103 Bildschirme

Aozora Bunko

五月二日

のろいサービスで高くてまずくて腹が立った。又柏木さんに会い、今日は大人、風邪で悄気てるので、つき合わされ、夜十二時頃赤い広場のイルミネーションを見に行った。

○労働宮の美しいイルミネーション

○発電所の美しいイルミネーション

モスク※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)川にうつる。それをかきわけて二つのボート。

赤い広場、レーニン廟の板囲いにすっかり絵をかいてレーニズムの旗高く、五年計画を四年で。と赤いイルミネーションがついて居る。向い合いのユニベルマグ〔デパート〕には、帝国主義とファシズムの犠牲者に階級の同胞、プロレタリアのプリヴェート〔挨拶〕を。昔の首切り台の中に労働者が円く立って赤旗を高くかかげて居るつくりものがある。ビザンチン教会の黒い背景、赤い旗。風にはためく赤い旗。テアトラリナヤのマールイ・テアトルの角壁に日本語と支那語で全世界の労働者結合せよ、と青いプロカートが二流下り、この赤い広場にも赤衛軍に革命的な敬礼というプラカートが下って居る。

・数十万の足にふまれたひどい深い砂塵。

・急造の飲料水噴水。

・ラジオの音楽。

五月二日 金

○今日は二日。