Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 51.117 Zeichen · 103 Bildschirme
四月二十日
今年はもうすっかり春仕度だ。風。埃。そして自分は数日来の鼻カゼがなおらぬ。
これなら I-е Мая〔メーデー〕は白服だ。全く。
パンを買うのにどこも売り切れ。やっとキースルイ〔すっぱいの〕を半フント五哥で買った。近藤さんの夫人に仕立屋へ来て貰って。工合がよい。オリガさん来。обед 休み。
夜二人でルビヤンカ〔地名〕のイワン・グローズのたてた古い小さいいい寺の内を一寸見物し、ミャソニーツカヤ〔街路名〕を散歩し、茶をのみ、いろいろ面白い話をきいた。
○街によっぱらい多し。ぼろを着てフリスタス、ヴォスクレース〔キリストは復活せり〕と唄って歩いてるものもある。夜三時頃まで、下のラボーチャヤ・モスク※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)〔クラブ劇場「労働モスクワ」〕でダンス音楽をやってた。
四月二十日 日
朝ねぼうをした。
それから自分 ВОКС へ行って、紹介状二つ貰い、明朝監獄見物を約束してかえる。
обед それからパン、茶、砂糖を買いに出る。今日ピロージュノエ〔ケーキ〕なんかはグーロチナヤ〔パン屋〕の店に一つもなし。パンは沢山ある。そして人がすくない。